2018-12-11 第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
後継者の存在、酪農に従事する家族構成、さらには地域への常日ごろの活動に対する客観的評価、そして酪農の経験と技術を将来新規就農者に引き渡してもよいという覚悟、こういうことなどを考慮しながら、地域酪農、家族酪農の実態をきめ細かく考慮したポイント等をやはりつくっていく、考えていくべきではないかというふうに思いますけれども、こういった新たなスキームに対してどのように考えておられるのか、農林省にお伺いをいたしたいと
後継者の存在、酪農に従事する家族構成、さらには地域への常日ごろの活動に対する客観的評価、そして酪農の経験と技術を将来新規就農者に引き渡してもよいという覚悟、こういうことなどを考慮しながら、地域酪農、家族酪農の実態をきめ細かく考慮したポイント等をやはりつくっていく、考えていくべきではないかというふうに思いますけれども、こういった新たなスキームに対してどのように考えておられるのか、農林省にお伺いをいたしたいと
さらに、生産基盤の脆弱化が特に懸念される中小・家族酪農経営については、需要に応じた生乳生産が確保されるよう地域性を踏まえた生産基盤の強化措置等を講ずること。
さらに、生産基盤の脆弱化が特に懸念される中小・家族酪農経営については、需要に応じた生乳生産が確保されるよう地域性を踏まえた生産基盤の強化措置等を講ずること。
第一に、今回の改定案は、繰り返しですけれども、脆弱化する酪農生産基盤、特に都府県酪農を強化、発展する内容になっていない、むしろ家族酪農を中心とする生産基盤を壊すおそれがあるのではないかと。 一つは、今回も補給金は加工原料乳にのみで、飲用乳は対象にされておりません。つまり、ほとんどを飲用乳として出荷している都府県酪農にとっては全くメリットがないということではないかと思います。
一昨日の参考人質疑の参考人であった日本大学の小林教授が、「酪農というのは全国津々浦々に存在する、家族酪農として存在でき得るという状況が、酪農生産にとっても、あるいは国土の保全という観点からも必要だというふうに思います。」と発言されておられます。
○山本(有)国務大臣 都府県のセーフティーネットになっていないという御質問だとすれば、家族酪農の所得補償というものの必要性というように御質問を考えさせていただいて、酪農の経営安定についての施策を幾つか現在でも打ち出しております。 まずは、脱脂粉乳、バター等の乳製品向けに対して補給金を交付する加工原料乳生産者補給金制度がまずあること。
私は、酪農というのは全国津々浦々に存在する、家族酪農として存在でき得るという状況が、酪農生産にとっても、あるいは国土の保全という観点からも必要だというふうに思います。北海道一極集中ということになってしまった場合、北海道にとっても非常によくない状況が起きるというふうに考えております。 私たちは、この十年間にわたって、酪農生産基盤の回復と持続的発展に向けての提言を三度行ってきました。
この家族酪農を中心とした将来像というのは、私どもも真剣に考えていかなければいけないことだろうというふうに思っておりまして、言わば新たな酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針、いわゆる酪肉近でありますけれども、この策定に向けた検討が今御指摘のように行われているところでございます。
この流れの中でいくと、本当に我が国の酪農はそれこそメガファームに全部席巻されて、家族酪農経営はほとんど崩壊しかねない、こんな心配があるわけであります。 規制改革会議の動きをきっちり拒否して、あるべき牛乳の戦略をそれこそ作るべきだという、こんなふうに考えます。意見をお聞きします。
言うなれば、このままの形で推移すると、家族農業、家族酪農経営が一遍に消えてしまいかねないんじゃないかという心配であります。 一方で、これはメガファームというふうに言われる、百頭、二百頭どころじゃなくて、都府県におきましても二千頭を搾乳するという経営が誕生しているわけです。
ところで、御案内のとおり、資材等、えさ価格の高騰でとりわけ都府県の家族酪農家の離農が年間一〇%近くに上るというふうに言われております。結局はコストを償う価格が実現できていないというところに一番の原因があるのかなというふうに思いますし、同時にまた、都府県の酪農については、率直に言って、その価格を支える制度、仕組みがないと。自らの共補償の仕組みをつくっておりますが、その仕組みだけしかないわけですね。
それは家族酪農が多いわけでございますが、そういうものはきちんと残していかねばならない、そういう認識は持っておるところでございます。 十円上げるわけですけれども、さて、そうすると消費が減るわけで、セーフティーネットはちゃんと張らなきゃいけないねって話は今日ずっとさせていただきました。それをきちんとやるということであります。
○石川委員 ぜひ、財務当局に、特に家族酪農の大変厳しい状況をお訴えいただいて、頑張っていただきたいと思います。 私の質問を終わります。ありがとうございました。